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 皆さん、こんにちは。江戸川病院の慢性心不全看護認定看護師の茅根と申します。
 2019年5月11日~12日にかけて、福岡県の久留米市で開催されました「第55回日本循環器予防学会学術集会&第8回臨床高血圧フォーラム」に参加してきました。
 現在、日本の高血圧患者数は4300万人でもっとも多い生活習慣病です。その中で正しく治療を受け適切にコントロールされているのは、約1200万人と3割にも満たないと推定されています。
そして、2018年12月には「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が成立しました。そこには「国民は、循環器病に関する正しい知識を持つこと、日常生活において循環器病の予防に積極的に取り組むよう努めること」などが明文化されています。
 また、2019年は「高血圧治療ガイドライン」が5年ぶりに改訂されました。その中で120/80未満を正常血圧として、それ以上の血圧のすべての人は生活習慣の修正が必要であり、また治療中の降圧目標を130/80未満【75歳未満の成人、脳血管、冠動脈疾患、CKD(蛋白陽性)、糖尿病など】に設定しました。(他にも変更点はあるので、10月発売予定のダイジェスト版などをご覧いただけるとわかり易いと思います)また、日本高血圧学会のホームページには「高血圧治療ガイドライン2019公開記念の一般向け動画」が公開されており、減塩啓発キャラクター良塩(よしお)君が大活躍です。ぜひご覧ください。
 さて、話がだいぶ逸れてしまいましたが、福岡県の久留米市で開催されました学会に参加してきました。初福岡、初久留米です。やっぱり、塩分高いけど、とんこつかなぁ~と思いながら食べました。ごめんなさい、おいしかったです。。。
今回は、タイトルを「高血圧・循環器病予防療養指導士として看護の質の向上を目指す取り組みを振り返って」とし、実践報告のセッションに登壇して参りました。2015年から始まったこの指導士の制度は、高血圧等の循環器疾患に関わる生活習慣病の改善・予防・指導(支援)を行うための、専門的知識および技術を有する職種の資質向上を図り、国民の健康増進に寄与することを目的に発足いたしました。制度発足から3年が経過し、登録数の約35%を占める看護師であり、患者の身近な存在として果たすべき役割について振り返るいい機会になりました。
また、学会会場では減塩食品のブースがたくさん出展していました。減塩ですが、とっても美味しいものばかりでした(メーカーさんからは、ブログ掲載の許可をその場で得ていますので画像でお楽しみください)、味の明太子「ふくや」さんからは、減塩の明太子を出品、とっても美味しくて減塩なんてわかりませんでした。学会を少しサボり久留米駅まで行ってお土産として購入しました。おいしかったと評判は上々でした。
もちろん博多の菅原道真公に会いに太宰府天満宮や、山笠を見に櫛田神社にもお参りしてきました。そして名物の通りもんを山ほど購入し帰途につきました。今度行く機会があれば、もうちょっとゆっくりしたいなぁと思いました。それではまた。

参考文献
1)日本高血圧学会 日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編『高血圧治療ガイドライン2019』, ライフサイエンス出版,2019
2)参議院法制局『健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法(平成30年12月14日法律第105号)』
,( http://houseikyoku.sangiin.go.jp/bill/outline30105.htm 閲覧日2019年6月19日)
3)日本高血圧学会・日本循環器病予防学会・日本動脈硬化学会認定 高血圧・循環器病予防療養指導士『高血圧・循環器病予防療養指導士制度とは』,
(http://www.jpnsh.jp/sidousi/about.html 閲覧日2019年6月19日)
4)日本医事新報社,『NEWS【高血圧治療ガイドライン2019公表】成人の降圧目標を130/80mmHg未満に引下げ』,
(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=12176 閲覧日2019年6月19日)